豊田市最北端の豊かな緑と清らかな水に囲まれた稲武地区。
この静かな山あいの集落で、タイの伝統的なウェルネスやアーユルヴェーダを取り入れたプライベートサロンを営むトムさんを取材しました。
元々はタイでシステムエンジニア(SE)として働いていたトムさん。なぜSEの世界からウェルネスの道へと進み、ここ稲武の地に辿り着いたのでしょうか?
今回は、トムさんの歩んできたストーリーと、サロンでのケアに込められた想いをお届けします。

システムエンジニアから「ウェルネス」の世界へ
大学卒業後、タイでシステムエンジニア(SE)として忙しい日々を送っていたトムさん。当時は強いストレスを抱える毎日でした。
そんなトムさんの人生が大きく変わったのは、お子さんの出産がきっかけでした。出産後に体調を崩した際、タイのウェルネス病院でハーブや伝統的なケアを受けたことで、身体と心が整っていく実感を味わいます。
タイでは西洋医学と並んで伝統医学も尊重されており、医療機関でも日常的にハーブが処方されたり、ケアが行われているそうです。「タイ伝統のケアは単なる美容やリラクゼーションではなく、『心・体・頭(思考)』の3つのバランスを整え、自分らしく生きるための手法である」
そう確信したトムさんは、朝から深夜まで師匠のもとで真剣に勉強を重ね、タイ伝統ケアやアーユルヴェーダの知識と技術を修得しました。その探求心は今も変わらず、現在でも新しい技術や知識をアップデートするため、タイのチェンマイへ足を運び、学び続けています。
コロナ禍を経て、運命的に出会った「稲武」の暮らし
世界的なパンデミックが訪れた際、ご主人(前田さん)と共にこれからの生き方や暮らしを見つめ直したトムさん。
以前からイベントで何度も訪れていた稲武の温かい人々や自然に魅せられ、帰農者滞在施設に入り、空き家バンクを活用して中当地区へ移住することを決めました。
「日本の昔ながらの暮らしや、薬草(よもぎなど)を使って体を整える文化は、タイのハーブ文化とすごく似ているんです」とトムさんは語ります。稲武の四季折々の変化と自然の恵みは、トムさんの目指すウェルネスな生き方とぴったり重なりました。

五感で癒やされる、稲武のプライベートサロン
現在、トムさんは女性限定・完全予約制のプライベートサロンを運営しています。
サロンに一歩足を踏み入れると、「足湯」や、タイから取り寄せる厳選ハーブ(レモングラス、ローズ、ジャスミン、シナモンなど)をブレンドした心地よい香りが迎えてくれます。
お仕事で疲れの溜まった働く世代(40〜50代)から、地元の70代のおばあちゃんまで、誰もがほっと一息ついて自分を取り戻せる「大切な整えの場」として愛されています。
「自分を大切にする(セルフケア)」ことから始めよう
日本で暮らす中で、トムさんが感じたことがあります。
「日本の女性やご家族は、みんな家族や仕事を一番に考えて頑張りすぎてしまい、自分のケアを後回しにしがちです。まずは自分自身を大切にして(セルフケア)、自分のエネルギーを満たすことが第一。元気になったら、そのエネルギーを自然と家族や周りの人へ分け与えてあげればいいんですよ」
トムさんは今後、ご自宅や地域で「自分でできるセルフケア」のワークショップや、タイ料理・ハーブ作り体験、田んぼやお豆腐作りと組み合わせた「稲武ウェルネスツアー」などを開催したいと笑顔で語ってくれました。

最後に
稲武の澄んだ空気とやさしい風、トムさんの温かい手に包まれながら、日々の慌ただしさを忘れて「本当の自分」に戻る時間はいかがですか?
📍 サロン営業情報(女性限定・完全予約制)
- 営業日時:
- 火・水・木曜:10:00〜 または 13:00〜
- 土・日曜:10:00〜
🌿 Instagramのお知らせ
サロン専用のInstagramアカウントが新しくできました! これからメニューの詳細や、タイハーブのこと、稲武でのウェルネスな日常などを発信していく予定です。
ご予約やご相談も、DMよりお気軽にお問い合わせください。 ▶︎ @ruksarin28
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