
応援隊ブログ
応援隊が書いたブログです

「移住したきっかけは?」とよく聞かれます。移住前の私たちはスーパーや飲食店、公園や図書も徒歩圏内にある暮らしをしていました。そんなある日、当時4才の娘がスーパーに並ぶ人参を見て言いました。
「人参は袋のまま木になってるの?」
「違うよ、土にできるんだよ。」
しかし、違うということは分かっても人参がどんな場所でどんな葉っぱをつけて育つのかは私にもよく分からず、これ以上説明できなかった。
働いて、稼いで、お店で買うという「消費する暮らし」が当たり前だと思っていた私は、季節の知恵を身につけて作物を育て得る「産み出す暮らし」の存在に気がつき、魅力を感じるようになりました。これが移住への大きな舵きりになったように思います。

さて、仕事事情ですが、我が家は夫が植木屋、私は似顔絵屋を営んでいて、移住後も仕事はそのままに働き方を変えていこうと考えていました。しかし機動に乗るまでの一年程はそれと合わせて地域のゴルフ場やブルーベリー畑のお手伝いをさせていただいてました。
そんな頃、ビールの原材料であるホップ栽培の話が舞い込んできたのです。農業経験のない私たちでしたが、地域の方や営農組合の皆さまのサポートもあって家族で挑戦することにし、今年で5年目になります。

今や仕事は多業です。暮らしに合わせた形で配分し、稼ぎ仕事だけでなくつながりや暮らしの仕事も大切にしたいと考えるようになりました

子供が小さいとき、夜になっても寝付けないと夜にドライブに出かけていたのですが、かなりの頻度で鹿を見かけました。
家の畑には当然のように毎晩鹿が現れ、サツマイモのツル、稲、豆の芽などを食べて行ってしまいます。
我が家では鹿に食べられないようネットを貼って対策をしていますが、鹿などの害獣を檻で捕獲し駆除できるよう狩猟免許をもっている人も稲武に少なくないそうです。
そんな稲武の知り合いの一人が鹿肉が余っていると声をかけてくださったので、「ぜひください!!」と夜の9時頃に車を走らせ、300〜400gほどのお肉をいただいてきました。
とった鹿の血抜き、解体していただいただいたものの中で、今回はもも肉の部分をいただきました。
もも肉ということで筋がしっかり入っており、鶏もも肉と同じように包丁でそいでから、赤ワイン煮込みと鹿肉ジャーキーにしていただきました。
正直、めちゃくちゃ美味しかったです!
赤ワイン煮込みはしまった肉質の鹿もも肉でも柔らかく仕上げたかったので、薪ストーブの上で3時間ほど煮込み、スプーンでも崩せるくらい柔らかくなりました。
ジャーキーは事前に作っていた生姜麹で一晩つけてから、こちらも薪ストーブの上で両面を焼きながら乾かしました。
お肉を噛むほどに麹のコクが出て、母も「止まらないほど美味しい」と言うほど癖になるジャーキーに仕上がりました。

一般的に私たちが食べ慣れている牛肉、豚肉、鶏肉と比べると匂いが気になると言われますが、下処理をしっかりしていただいていたことと、ハーブや生姜などで下味をつけたので、全く匂いをきにすることなく子供でも食べることができました。
稲武の辛いほど寒い冬は薪ストーブを活用した料理を楽しみにしているのですが、鹿肉という新しい食材に心が踊った冬の始まりとなりました。

1月19日に稲武のプレーパークに遊びにいきました。
プレーパークとは「冒険遊び場」とも呼ばれ、公園のように置かれた遊具で遊ぶのではなく、子どもたちが自然やそこにあるものを使い自分の発想で自由に遊ぶ場です。

この日のプレーパークは「新年 初笑い 出し物大会」ということで、舞台が設置され、小さな姉妹のプリキュアダンスや、お隣根羽村の夫婦のギターと歌の演奏、マジック、小学生によるダンス披露、竹馬、などなど…大人も子供も次から次に舞台に上がりました。
それぞれ恥ずかしい気持ちはありながらも、観客が温かいからか、人数が多すぎないからか、「やりたい!」「みんなに見てほしい!」「私も楽しませたい!」という気持ちで観客の前に出てきてくれている様子でした。
そして出し物大会だけでなく、お汁粉や焼き芋も作りました。
それだけでなく、焚き火で油を温め冷凍とんかつを揚げる少年も…!
テストや学校のプリント、落ち葉や小枝をくべて美味しそうな豚カツを仕上げ、みんなに分けてあげていましたよ。
年齢関係なく遊び、協力し、関わりをもち、みんなが楽しめるようなプレーパークという場が私は大好きです。


移住して6年目の子育て一家です。
稲武の中でも人里離れた山あいの小さな集落で田畑を起こし鶏を飼いながら楽しく暮らしています。

そんな私たちも移住前は田舎で暮らしていけるか不安でした。
さて、どんな事を不安に思っていたのでしょうか。また現在はどのように克服したのでしょうか。
Q 買い物はどうしているの?
A 週一回の宅配と恵那(岐阜県)でのまとめ買いを併用しています。すぐに欲しいものや旬のものは根羽(長野県)の商店を利用します。車のない同集落の方は予約運行してくれるどんぐりバスで稲武の商店へ行ってみえます。
Q こども園・小学校にはどうやって通っているの?
A こども園は車で送迎します。最初は遠く感じましたが次第に慣れ、こども達との楽しい時間になっていきました。今思うと貴重な日課だったなと思います。小学校は送迎バス運行があります。中学まで利用できます。
Q こどもが遊べる場所はあるの?
A こども達が大好きなブランコを庭の木にロープをかけて作りました。落ち葉に尻もちをついたり、支えてくれる木に登ったり、出くわす昆虫に驚いたり、自然体験を繰り返しながら少しずつ環境に慣れ、今に向き合う遊び方を身につけていったように感じます。

こども同士の交流を楽しみたい時には、稲武プレーパーク「地球小屋」の活動や未就園児サークル「すくすく」の活動、こども館の遊具、交流館の図書などを利用しています。

旧稲武町内の夏焼町には豊田市農林漁家高齢者センター(ハウスポニー)という施設があり、ここには500円で借りられる石窯があります。
3年ほど前から、私の周りで子連れでの石窯会が始まり、真夏・真冬以外の季節に発起人+希望者がいるタイミングで開催されています。
稲武のママたちに限らず、設楽町、恵那、足助…色んな地域からの参加者がいて、会によってメンバーは様々、初めて顔をあわせるということも少なくありません。
それでも会が成り立って継続しているのは、子どもたちと楽しい経験をして、美味しいものを食べたい!という純粋な思いが参加者みんなに共通していることと、調理・子守・片付けを分担して行える力が参加しているママに共通してあるからだと思います。
先日の石窯会では名古屋市、清須市、恵那市から初参加のご家族がきてくれていました。
会場代とピザ生地+チーズの費用は全員で割り勘し、トッピングや焼きリンゴ、焼き芋の材料をみんなでもち寄りました。

子どもたちは外で遊んでいましたが、「ピザこねこねする人〜?」と声をかけると、調理室に戻ってきてくれて、弾力のあるピザ生地を伸ばして、ソースをかけて、トッピングを顔のように並べたり、好きなベーコンだけ大量にのせたり…。

どんなトッピングでもチーズをかけて石窯に入れれば美味しくなります!(笑)
肝心の石窯ですが、窯の管理がプロ並みになっているパパさんが、どんなピザでも完璧な焼き具合に仕上げてくださったので、失敗ゼロでみんなが美味しいピザを食べられました。
子どもたちは食べたらすぐに遊びに行ってしまいましたが、大人は焼きリンゴや焼き芋と一緒にコーヒーをいただきました。
今回はさらに、稲武のパン屋さんの新作パンや、マシュマロ、お野菜のおすそ分けをもってきてくれた人がいて、心もお腹もいっぱいになる豊かな休日になりました。
楽しい時間をみんなで過ごすために準備や作業を一緒にして、子どもの成長を喜び合えるような関係性を地域を越えてはぐくむことができたのは石窯とこの施設の環境のおかげかもしれません。
豊田市農林漁家高齢者センター(ハウスポニー)は石窯に限らず、バーベキューや宿泊でも利用することができます。
気になる方は以下のリンクからチェックしてみてくださいね。
https://www.city.toyota.aichi.jp/shisetsu/shisetsunougyou/1056600/index.html

稲武には意外にも外国人出身の方が多く住んでいます。
稲武の農園でお仕事をしているフィリピン出身の女性がフィリピン料理を振舞ってくれるということで、子どもやママ友と遊びに行きました。
食事の会場になったのは、こちらもフィリピン出身で日本で結婚し4人の子どもを育てるママのお家です。
とってもパワフルなママで、日本人も外国人も関係なく仲良くして稲武に根付いているので、新しく稲武にきた外国人が頼れる心強い存在です。
今日作って来てくれたのはフィリピンの春巻き、シニガンというスープ、アドボという豚肉料理、ココナッツミルクを使ったデザートなど全5品。

子どもは慣れていないから抵抗感があるかも、と心配していましたが、全く抵抗なくお代わりまでしていました。

大人に一番人気だったのはシニガンというスープ。厚切りの豚肉が入っていてスッキリとした酸味と合わさって癖になる美味しさです。酸味にはお酢ではなくタマリンドという豆のような植物を使っているんだとか。
始めは料理の仕方や、日本ではどこで材料を買っているのか、という話をしていましたが、だんだん日本人男性とのお付き合いや、馴れ初めの話も聞かせていただきました(笑)
国を越えて文化も言葉の壁も越えて、稲武で暮らす彼女たちの強さと優しさを感じ、彼女たちにとっても住みやすい稲武になっているといいなと思う1日でした。
今月末30日には文化部会主催の異文化交流のイベントがあり、様々な国の出身の方が各国の料理を振舞ってくれます。
去年から始まった取り組みですが、長く続く人気イベントになるのではないかと予想しています。
稲武で外国を感じられる機会ですので、気になる方はご参加くださいね。

12月29日に、アウトドアガーデンいなぶさんでのお餅つきに参加してきました。
毎年年末にアウトドアガーデンいなぶさんがお餅つきのイベントを主催してくださっていて、 杵と臼を使った本格的なお餅つき体験をし、その場で食べられるお餅とお持ち帰りのお餅をいただきます。
だいたいは男性陣が美味しいお餅に仕上げてくださるわけですが、私も少しだけお餅つきを体験させてもらいました。

お餅は海苔や砂糖醤油をつけたり、お汁粉にしていただきました。
お餅はつきたてだとお米の香りがして美味しいですね。
カロリーが気になりつつも4個も食べてしまいました…!
実は今年のお餅の材料となる餅米は、なんと私の母が作ったもち米を使ってもらいました!
母が育てたお米を、娘がつき、孫が食べる…我が家にとっては3世代で携わるイベントになりました。
さらに今年はお餅つきの当日、しっかりと雪が残っていたので子供達はお餅を食べたらすぐに外に走っていき、ソリ遊びや雪合戦など延々と遊び続けました。

家に帰ったあともさらに1時間ほど、雪遊びに没頭した我が娘でした(笑)

12月1日に稲武のどんぐりの湯の隣の「どんぐり工房」の調理室をお借りしてお米の収穫祭がありました。
私の母が数年前からお米づくりを始めているのですが、3年ほど前からそこに母と同世代の女性数人が加わり無農薬(時に減農薬)ではざがけで干したお米作りに挑戦しています。
これまでは苗は農協で購入していましたが、3年目だった今年は一部苗作りもチャレンジをして無事に収穫まで辿りついています。
娘である私は日々の田んぼの管理作業には加わっていませんが、リモートで自宅で仕事をしているため「田んぼの水止めておいて!」と言われたら仕事の休憩時間に田んぼまで走ったり、田植えや稲刈りで人手が必要な時に私の娘やいとこと加わって作業をしたり、時々遊んだりして賑やかしています(笑)
収穫祭のメニューは取れたお米で作った五平餅、米粉のピザ、野菜汁、焼き芋、いきなり団子、おにぎりで、子供も大人もみんなで準備してみんなでいただきました。


釜で焼いたピザは最初は火が通っておらず、釜の温度をあげるのに苦労しました。
決して効率が良いとはいえない無農薬はざがけ米作りですが、母一人から始まったことが広がっていく中で、食の安全性、子供の食育、農業体験、耕作放棄地問題、農業の担い手不足…など関わる人によって、シーンによって、様々なテーマを感じたり体験する場になっているように思います。
稲武での農業に関心のある方、ちょっとだけ体験してみたいという方など新規参加者は大歓迎しております!

稲武は豊田市で最も標高が高い地域。豊田市街地に比べれば気温は低く、夏でも比較的過ごしやすい気候です。とはいえ、稲武でもここ数日、日中は日差しが強く夏らしい日が続いています。暑いです!
そんな中、稲武の子ども達の楽しみといえば、やっぱり川遊びですね。

稲武地域内の大野瀬町にある「おいでん・やな」では、ヤナ場(観光用)が設置されており、さながら天然流水プール!
ここの川は、川幅も広く、比較的流れも穏やかなため、子ども達の川遊びには最適なスポットなんです。
水鉄砲で遊んだり、浮き輪で浮いてみたり、小魚などの生き物を探したりと、子ども達は、暑さ知らず、疲れ知らずで、夢中で遊び回ってます。

お腹がすいたら、鮎の塩焼きや五平餅の販売もあるので、お昼ごはんやおやつの心配も無用。
暑い日は、おいでん・やなで、まるっと1日遊んで、稲武の夏を満喫しています。
おいでん・やなのHPはこちら↓

稲武地区では稲武まゆっこクラブさんが小学校2年生にお蚕さんの授業をしてくれます。
「掃立はきたて」といってお蚕さんが卵から生まれてくる日に、それぞれの家からもってきた箱にお蚕さんの赤ちゃんと餌を入れて持ち帰ります。

稲武まゆっこクラブさんは、お蚕のお話や、クイズをだして子ども達を楽しませながら学ばせてくれます。
お蚕さんの驚くような生態に、子ども達は歓声をあげながら学ぶ様子がほほえましいです。

お蚕さんの育て方を学んだら、それぞれの家に持ち帰り繭になるまで育てます。
命について学ぶ、稲武の特徴ある学びとなっています。
いなぶ まゆっこ(まゆっこクラブ)のHPはこちら↓


会社名
トヨタケ工業株式会社
連絡先
0565-82-2501
会社ホームページ
http://www.toyotake-kogyo.co.jp/
アピールポイント
私たちは車の中で一番人に近い部品である、座席シートカバーを作っている会社です。
入社後は研修カリキュラム(1~2か月)を通して、ミシンの使い方を一から学んでいきます。ほとんどの社員が未経験で入社し、活躍しています。
また地域の活性化を目的にOPEN INABU実行委員会(https://open-inabu.main.jp/)と連携し、マウンテンバイクイベントを開催しています。


住所
愛知県豊田市桑原町中山形28番地
仕事内容
縫製作業:工業用ミシンによる自動車用座席シートカバーの製造
求める人材
ラインでの作業となります。さまざまな人と積極的にコミュニケーションをとり、相手の立場を慮りながら、状況に応じた判断ができる方を求めます。
勤務時間・休日
正社員:8時~17時、パートタイム:8時~17時で希望する時間(6時間~)
勤務形態
正社員、パートタイム
休暇・休日
週休二日制(年に3日程度土曜出勤あり)、GW・夏季・年末年始に9日前後の連休あり
勤務地
本社
勤務地所在地
愛知県豊田市桑原町中山形28番地
社会保険
雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金保険
その他
退職金は勤続5年以上で支給(正社員のみ)。
メールアドレス
information@toyotake-kogyo.co.jp
その他
HPに会社紹介動画を掲載しています。ぜひご覧ください!