稲武のジビエ!鹿肉のおすそ分け

子供が小さいとき、夜になっても寝付けないと夜にドライブに出かけていたのですが、かなりの頻度で鹿を見かけました。

家の畑には当然のように毎晩鹿が現れ、サツマイモのツル、稲、豆の芽などを食べて行ってしまいます。

我が家では鹿に食べられないようネットを貼って対策をしていますが、鹿などの害獣を檻で捕獲し駆除できるよう狩猟免許をもっている人も稲武に少なくないそうです。

そんな稲武の知り合いの一人が鹿肉が余っていると声をかけてくださったので、「ぜひください!!」と夜の9時頃に車を走らせ、300〜400gほどのお肉をいただいてきました。

とった鹿の血抜き、解体していただいただいたものの中で、今回はもも肉の部分をいただきました。

もも肉ということで筋がしっかり入っており、鶏もも肉と同じように包丁でそいでから、赤ワイン煮込みと鹿肉ジャーキーにしていただきました。

正直、めちゃくちゃ美味しかったです!

赤ワイン煮込みはしまった肉質の鹿もも肉でも柔らかく仕上げたかったので、薪ストーブの上で3時間ほど煮込み、スプーンでも崩せるくらい柔らかくなりました。

ジャーキーは事前に作っていた生姜麹で一晩つけてから、こちらも薪ストーブの上で両面を焼きながら乾かしました。

お肉を噛むほどに麹のコクが出て、母も「止まらないほど美味しい」と言うほど癖になるジャーキーに仕上がりました。

一般的に私たちが食べ慣れている牛肉、豚肉、鶏肉と比べると匂いが気になると言われますが、下処理をしっかりしていただいていたことと、ハーブや生姜などで下味をつけたので、全く匂いをきにすることなく子供でも食べることができました。

稲武の辛いほど寒い冬は薪ストーブを活用した料理を楽しみにしているのですが、鹿肉という新しい食材に心が踊った冬の始まりとなりました。

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この記事を書いた人

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あゆみ

稲武在住歴:Uターンで合計20年 職業:会社員 趣味:料理、麹作り、お菓子作り、旅行

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